「赤身肉は避けたほうがいい」意外な健康理由 霜降り肉のほうが「腎臓」への負担は少ない

「赤身」は実はヘルシーではない
美味しい牛肉の代名詞ともいえる「霜降り」のお肉。
牛肉のランクを決める基準の一つに、サシ(脂肪)がどれだけ細かく入っているか、ということがあるそうです。いわゆる「A5ランク」の高級肉は、綺麗にサシが入った霜降りの肉ということになります。
ただ、最近は健康志向の強まりに合わせて、霜降り肉を敬遠する人も増えているようです。
脂質がそれだけ多いので、コレストロールや中性脂肪を増やす要因になると考えられているのです。
その代わりに、人気が上がってきているのが「赤身」の肉。
脂肪分が少なく、タンパク質が豊富でヘルシーだというわけです。
確かに、そういう側面もありますが、腎臓専門医の立場からすると、手放しで推奨はできません。赤身の肉には意外な落とし穴があるのです。
腎臓の機能を守るためには、赤身の肉は避けたほうがいいでしょう。
理由の一つは、たんぱく質量の割に、リンが多いからです。
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