勉強に「本気で挑んだ人」だけが到達できる世界 勉強への「責任感」があれば、より高みを目指せる

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
あなたはなぜ、勉強するのでしょうか?目標を混同していないでしょうか?(写真:zon/PIXTA)
結局、自分の責任で勉強ができる人間が成績もいいし、また試験で結果を残せなくてもその後の人生の目標を定めやすいーー。そう語るはのは9カ月で韓国の司法試験に合格したイ・ユンギュ氏だ。著書『私は合格する勉強だけする』から、一部を抜粋し、紹介する。

いつの間にか「立派な受験生」が目標に?

目標を混同してはいけない。試験勉強の目標は点数をとることと合格でなければならないが、ある瞬間に「立派な受験生」になることに目標が変わってしまうときがある。

立派な受験生が目標になるなんてどういうことかというと、こうだ。勉強がうまくいかなかったり不合格になったりしたら、当然、自分の何が悪かったのか敗因を考えるだろう。成果を出せなかった理由はふたつしかない。勉強方法がよくなかったか、努力をしなかったかだ。

どちらの問題だったのかを確認するのは簡単だ。勉強している間、必死に努力をしたのか、自分に尋ねればいい。必死の努力をしたのに合格しなかったとすれば、それは勉強方法に問題があったということであり、そうでなければ努力が足りなかったということである。

ところが、このような問題をきちんと認識できず、敗因を外から探す人がいる。彼らのほとんどは、受験に失敗した原因は受験生活にあったと考えるのだ。朝早く起きなければならない、三食をしっかり食べるべき、講義は基礎から欠かさず受講しなければならないなど、「方法」や「努力」ではなく、変なところで不合格の理由を探そうとする。

次ページどんな瞬間にも私たちが追求する目標を忘れてはならない
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事