お二人の育児生活は始まったばかりで、まだまだ試行錯誤段階です。実は、取材時は「寝かしつけいらず」だった双子くんも、最近は睡眠問題が大変だそう(クリアしたはずの問題がまたぶり返す、それもまた育児あるある!)。
「普通」に縛られすぎると不自由になることも
ただ、あいかわらず夫婦でタッグを組んだ育児は続けていて、剛史さんの家事育児の献身ぶりについては、友紀さんは「双子親でも、ここまでやってくれるパパはなかなかいない」と大絶賛。さらに「私は彼に甘えすぎかも。子どもたちのパパっ子ぶりもすごくて」とそんな心配が出てくるレベルです。
そんな剛史さんは「“パパの育児参加”という言葉がありますが、“参加”という言い方はおかしい。自分の子どもの育児に参加するのは当たり前。だいたい女性は“参加”なんて言葉使わないですよね。男性だけが育児をすると褒められるのもよくわからない。ただ、やっていることを妻に感謝されるのはうれしい。小さい子の育児をしてると、家で会話でコミュニケーションできるのは妻しかいない。だからパートナーとの関係は大事ですよね」と言います。
そして、今回いちばん面白いなと思ったのが、「型破りな夫婦でいよう」という夫婦のモットー。
日本は「普通」の型からはみ出ることを恐れる人が多くいる国です。夫婦喧嘩でも「普通はしないでしょ!?」というフレーズが使われることがよくあります。
でも、長い育児生活で「普通」に縛られすぎると、ストレスがたまり、不自由になることもあります。夫婦の性格によっては、この夫婦のように、むしろ型破りを目指すほうが、家族全員が幸せになれるかもしれません。このご夫婦は、今後も試行錯誤しつつ、いろんな型破りな夫婦生活を発信してくれそうな気がします。
というわけで、今回のつかれないヒントは……
↓
誰しもが「普通」が幸せとは限らないし、
「普通」は時代や場所によって大きく変わる。
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