「電気代・ガス代」を節約するほんの少しの工夫 「エアコン、風呂、キッチン」でできること

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コツコツできる電気・ガス代の節約術とは(写真:asu0307/PIXTA)
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歴史的な物価高。生活を守るために、コツコツできる身近な工夫、電気・ガス代の節約術を専門家らに聞いた。今日から試してみては。AERA 2023年2月20日号の記事を紹介する。 

電気代15万円超え──。SNS上で「#電気代高すぎ」「#ガス代高すぎ」の投稿が相次いでいる。国は2月以降請求分から負担軽減策を実施するが、焼け石に水の状態だ。大手電力会社10社のうち7社が春以降の値上げを申請しており、それが認められれば生活はどうなるのか。とにかく今は打てる手を一つでも多く用意するしかない。

当記事は、AERA dot.の提供記事です

家計簿・家計管理アドバイザーのあきさんは、高校生を筆頭に3人の子供と夫の5人暮らし。「家族が苦痛を感じる節約はしない」をポリシーに、貯金0円から2年で350万円を貯蓄した経験を持つ。

「我が家の電気代も前年同月比で1.5倍ほど上がっていますが、それでも昨年12月分で約8500円」(あきさん)

電気代が抑えられている点として最も大きいと考えているのが「使用する家電が少ない」。子供が自室にこもりがち……という家庭もあるだろうが、あきさん宅ではリビングで一家団欒が普通。稼働しているエアコンやテレビは1台だけだ。

「部屋ごとにエアコンやテレビを設置して使っていると、電気代が増えます」(あきさん)

(AERA 2023年2月20日号より) 

あったか衣類も

冬は暖房費がかかるので一般的に電気代が上がるが、厚めのマットを敷き、厚手の靴下やひざ掛けで足元が冷えないようにしている。ヒートテックのような“あったか衣類”も着用。なお、床暖房(ガス)はあるものの、十数年使用していない。 

「寝具も、毛布と掛け布団ともに発熱効果が高いものにしています。毛布は、リビングでひざにかけてこたつ代わりにすることもあります」(同) 

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