台北から郊外へ足を延ばしてみたいなら、おすすめは「深坑老街(シェンカン・ラオジェ)」です。老街とは日本統治時代の古い街並みのことで、赤煉瓦建築が連なる深坑老街にもノスタルジックな雰囲気が漂っています。台北盆地の南東に位置する深坑は、市内からタクシーで20分。台北の喧騒とは打って変わって、通勤圏ながらも自然に囲まれたのんびり&レトロな街です。
ここの名物は「臭豆腐(チョウドウフー)」。発酵液につけた豆腐料理で、強烈な発酵臭が特徴です。においのあまり敬遠されがちな小吃ですが、食べてみると意外にも箸が進みます。深坑は水がきれいで豆腐もおいしく仕上がる場所、ここで臭豆腐にチャレンジしてみませんか。
超ディープB級グルメ「臭豆腐」
レシピはさまざまですが、初めての方におすすめなのが「揚げ臭豆腐」。韓国のものほどからくなく、ちょっとピリ辛の白菜の漬けものといった台湾キムチ「泡菜(パオツァイ)」と一緒に食べれば、臭いもあまり気にならず、パクパク食べられるはず。
ほかにも蒸し鍋や串揚げ、麻辣煮込みや炒飯など、臭豆腐のバリエーションはさまざま。また、近隣の茶畑で採れる有名な包種茶(バオジョンチャー)もおすすめです。すっきりとしたなかに甘みを感じる台湾のお茶を、食後の1杯にぜひお楽しみください。
ド定番の「ワイワイガヤガヤ」ももちろん台北の魅力の1つ。今回はそれに加えて、「爽やかな台北」という新たな魅力も紹介しました。喧騒と静寂。都会と自然。正反対の2つをうまく組み合わせると、それぞれの魅力が余計際立つと思います。
まもなく春休みがやってきます! 近くて気軽に行ける台湾で、久々の海外旅行を思いっきり楽しんでください!
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