水際対策が緩和されて半年。そろそろ海外へ行きたい!とソワソワしていませんか。世界100カ国以上の現地在住日本人ライターの集まり「海外書き人クラブ」の会員が「2023年オススメの旅先」をご紹介する。オーストラリアのケアンズに続いて、今回は、近くて気楽に行ける「台湾」をご紹介します!
まずは気になる新型コロナウイルス関連から。
ワクチン接種義務も到着時のPCR検査もありませんが、代わりに7日間の自主健康管理期間が求められます。その文字面から「まだ隔離!?」と驚かれるかもしれませんが、内容は「適切な場所でのマスク着用と手洗い、ソーシャルディスタンスに気をつけましょう」という程度のもの。現在は空港到着の際に、「滞在中に症状が出た場合」に使えるよう、1回分の簡易検査キットが配られているのも安心材料の1つです。
世界中で新型コロナが猛威をふるっていた頃にも「世界のお手本」ともいわれるくらい新規感染者ゼロが続いた台湾です。ワクチン3回接種率も日本より高いです。
2022年12月には「屋外」でのマスク着用義務が撤廃となり、2月下旬以降、公共交通機関と医療機関を除いて「屋内」も「個人判断に任せる」との発表がありました。とはいえ、今もほとんどの人が着用しています。防疫対策は頻繁にアップデートされるので、旅行前には下記サイトで最新情報をチェックしてください。
1泊旅行でも楽しめる!
東京からほんの3時間のフライトで行ける台湾。国内線感覚の近さに加えて、親日で食べものもおいしく、中華圏なので漢字表記もあって、楽な気持ちで行けるのが魅力です。
便数の多さも見逃せません。コロナ前の水準にはまだ届きませんが、2023年2月現在ではかなり戻ってきました。また注目したいのは直行便が多いこと! 羽田、成田、関西、中部、新千歳、福岡といった主要空港のみならず、LCC(格安航空会社)が茨城、岡山など地方都市との定期便再開を、続々と発表しています。
そしてこういうタイミングでは「記念セール」が行われることもしばしば。実際1月にはピーチ・アビエーションが通常最低価格の約半値で行ける「台湾1泊弾丸」を発表し、あっという間に完売しました(筆者調べ)。運航再開や新規運航情報は常々チェックしたいものです。
今回は中心都市 ・台北でも、超高層ビル台北101や世界トップクラスの博物館である国立故宮博物院、独特のレトロ感が大人気の九份(ジョウフン)といった定番観光地はあえて外し、台北在住者だからこそ知る「穴場」をご紹介します。
「ワイワイゴチャゴチャ」は台北の魅力ですが、今回は「別の顔」もたっぷりご覧いただきます!
無料会員登録はこちら
ログインはこちら