ペットと一緒に「空の旅」死亡リスクもあり要注意 飼い主が心がけたい安全な飛行機輸送「8カ条」
Aさんはサン君と安全に飛行機の旅をするために、下記の点に留意しているそうです。
①日頃からクレート(航空輸送に耐えられるIATA規定に適合したもの)に入ることに慣らしておく
②事前に、さまざまな音(携帯のアプリで飛行機の音、エンジンの音など)を聞かせて慣らしておく
③飛行機の旅の前にはとくに念入りに愛犬の健康状態をチェックする。少しでも気になる点がある場合は日程を変更する
④夏場は気温が上がる前の早朝の便を利用する。クレートに保冷マットを敷き、保冷剤、給水器を取り付ける(ANAでは5月1日~10月31日の期間に希望者には保冷剤、給水器を取り付けるサービスを行っている)
⑤冬場は気温が上がる昼間の便を利用する。クレートに毛布を敷きペット用カイロを取り付ける(愛犬が低温火傷や誤飲したりしないように注意する)。気温が低い場合はクレートにカバーを付ける(期間により使用できない場合もある)
⑥ストレスを軽減するため愛犬のニオイの付いたベッドやマットなどをキャリーバッグに入れる(タオルなど長いものは首に巻きつく可能性があるので入れない)
⑦おもちゃ類は愛犬が誤飲する可能性があるので入れない
⑧当日は時間に余裕をもって愛犬を預け、慎重に運んでもらうよう空港スタッフに声をかける(出発時間ギリギリだと空港スタッフも慌てるので、扱いが煩雑になる可能性がある)
Aさんは帰省や旅行で飛行機を利用しているヘビーリピーターですが、今までサン君が体調を崩したことは一度もないそうです。サン君がシニア期を迎えるまでは、安全に留意しながら飛行機の旅を続けたいそうです。
飼い主が空港スタッフに望むこと
筆者も愛猫と飛行機の旅をしたことがありますが、出発空港のカウンターで愛猫を預けてから、到着空港のカウンターで受け取るまで、常に愛猫のことが頭から離れませんでした。目的地に到着し愛猫の元気な姿を見て、「よかったあ」と声に出てしまうほど安堵したことを覚えています。
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