職場で「敵をつくらない人」が実はやっていること みんなに好かれようとしなくて大丈夫

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
(写真:アン・デオール/PIXTA)
「どう頑張っても、合わない」「なぜ、こんな言い方をするんだろう」。職場では、どうしても仲良くできない人がいるもの。しかし、仕事とキャリアをテーマにポンコツが身につけた外資で生き抜く術を、Twitterでシェアするインフルエンサー、へいうさぎ氏は「そもそも、仲良くする必要はあるのでしょうか?」と疑問を投げかける。(本稿は『 世界一やさしい仕事術図鑑』より抜粋・編集を加えたものです)。

好かれるより、敵をつくらないこと

みんなの助けを借りながら成長する。そのためには、多くの人から好かれる必要があります。ですが、みんなから好かれようとすると「媚びている」「八方美人だ」などと陰口を叩かれかねません。それに、コミュニケーションが苦手な人にとって、みんなに好かれようとするのはハードルが高いでしょう。

何より、自然体でいられないので疲れてしまいます。いきなり、みんなから好かれようとしなくても大丈夫です。それよりもまず、「組織で敵をつくらないこと」が先なのではないでしょうか?

そうはいっても、誰にだって職場には苦手な人や合わない人がいるものです。ただ、だからといって彼・彼女らと敵対する必要はありませんよね? 敵対する人が多くなるほど、自分が損してしまうからです。

私たちがピンチのとき、親しい人が周りにいなければ、それ以外の人に頼るしかありません。そんなとき、周りが敵だらけだと助けを求められませんよね?「この人、苦手だ……」と思うと、アドバイスだって素直にもらえません。苦手な人、合わない人と仲良くするなんて、それだけでストレス……。そんな声も聞こえてきそうですが、問題ありません! 無理に仲良くする必要などないのですから。

では、どうすれば組織の中でうまくやっていけるのでしょうか? まず、いかに敵をつくらないで職場の人とつき合うか、その方法を伝えます。

「あなたのことが嫌い」という人は一定数います。悪いことをまったくしていなくても、です。嫌いというと語弊があるかもしれませんね。「気が合わない」といったほうが正確でしょう。

次ページ人間関係の基本ルールは「1:7:2」
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事