「腰痛になりやすい人」がやりがちな"マズい習慣" 習慣を変えれば、今日から腰がラクになる

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“国民病”とまで言われて久しい「腰痛」。その根本原因とはどういったものなのでしょうか(写真:プラナ/PIXTA)
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毎年寒い時期になると、どうも腰が痛くなってしまう……。日本人の“国民病”とまで言われて久しい「腰痛」。長いデスクワークの後や、日常生活で物を持ち上げたときなど、ふとした瞬間に襲われる腰の痛みは本当につらい。
だが、どのような腰痛にもそもそもの原因があり、それに気づかないまま無意識で「ある動作」を続けることで、ますます痛みを悪化させている場合があるという。
この記事では、自ら開発した腰痛解消メソッドでアメリカの特許を取得し、新刊『イラスト図解 9割の腰痛は自分で治せる』で「痛みの原因を知り、正しく対処すれば、腰痛は自力で緩和・解消できる」と語る坂戸孝志氏に、日常に潜む腰痛の原因と、今日から誰にでも実践できる予防策について解説してもらった。

腰痛になりやすい人、なりにくい人

世の中には腰痛に苦しむ人がたくさんいますが、そのかたわらで、いまだかつて腰痛になったことがない人も存在します。その違いは、いったい何なのでしょうか。

そもそも、体の痛みやしびれは「筋肉の緊張」によって起きています。腰痛の原因も、つまりは「腰の筋肉の緊張」ということになります。

したがって、腰痛になりやすい人となりにくい人の違いは、腰の筋肉が緊張するような行動や生活習慣があるかないか、ということになるわけです。

筋肉の緊張には、次の3つの原因が考えられます。

①筋肉を動かすことによる緊張
②筋肉を動かさないことによる緊張
③骨格のゆがみによる緊張

腰痛になりやすい人は、これらのいずれかを私生活で頻繁に行っている可能性が高いのです。それぞれの原因について解説しましょう。

次ページ3つの原因を詳しく解説
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