なぜポッキー、ハイチュウは海外で売れる? 海外で売るにはコツがある!

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ここで、ハイチュウの躍進が期待されるアメリカの市場規模を見てみよう。

ガムやキャンディーが含まれるコンフェクショナリーの市場規模は、2013年で約336億ドル(約4兆円)。アメリカではチョコレート菓子もコンフェクショナリーに含まれるので、ハイチュウが該当すると思われるノンチョコレート菓子や、競合するカテゴリーのガムの市場規模だけをピックアップすると、合わせて130億ドル(約1兆6000億円)。

一方、日本のアメ菓子の市場規模は2013年で2390億円、ガムは1220億円。2つを足すと約3600億円。つまり、アメリカには日本の約4倍もの肥沃な市場が横たわっているわけだ。

あの独特の食感と風味をアメリカの消費者たちが口にしたら、一気に「ハイチュウ愛」が全米中に広がる、と期待したい。

なぜポッキーはグローバルブランドとなったのか

グローバルブランドとしての道を着々と歩んでいる日本のお菓子といえば、江崎グリコのポッキーだ。1966年に誕生したポッキーの全世界の販売個数は年間5億箱、売上金額は4億ドル。そのうち3億箱が日本、残り2億箱をヨーロッパやアジアを中心にした海外30カ国で売り上げている。

江崎グリコのグループ広報部担当課長の山本京子さんは、海外での人気をこう分析する。

「手で持つところがあるでしょう。食べているときに手が汚れませんよね。これは、ポッキーならではです。食べながらおしゃべりできるのも特長のひとつ。普通は、お菓子を口の中に入れるともぐもぐして、しゃべれないじゃないですか。でも、ポッキーなら何かをしながらでも、食べられる。『ながら食べ』が可能なお菓子は、ありそうでいてほかにはないと思います。ポッキーは唯一無二、ワン&オンリーのお菓子なんですよ」

「ながら食べ」ができるポッキーの売り上げは、日本のチョコレート菓子ジャンルではナンバーワン。単独商品としては江崎グリコの中で最も高い数字を上げ、しかも毎年、その数字を更新している。

1980年にポッキーの販売を開始したインドネシアでは、古くは松田聖子や小泉今日子といった旬のアイドルを起用した宣伝広告で話題をさらってきた江崎グリコらしい販促策を展開している。ジャカルタで活動している秋元康が総合プロデュースしたアイドルグループJKT48を、ポッキーの広告塔として起用しているのだ。

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