正月太り解消!肉体改造のプロが語るリカバリ術 カロリー調整が一番とっつきやすく失敗しにくい
そこに実際の空腹も合わさると事態は深刻。とにかくおなかが満たされるもの(ジャンクフードや丼もの、一品ものなど)を求めてしまうでしょう。ルール的には何を食べても大丈夫ですが、事前に予定していない突発的なハイカロリーごはんは前後の食事でバランスをとるのが難しくなっていきます。
いずれにせよ解決の第一歩は、一日のスケジュールを把握することにあります。
午前中に営業先を回るなど比較的カラダを動かす予定のある日は、昼食時の空腹が想像できますよね。この場合、「じゃあ、朝食はエネルギー補給と同時に腹もちを考えて、炭水化物のなかでも食物繊維が豊富なサツマイモを食べよう」とか、「サラダにMCTオイルをかけて満足度を高めよう」とか、活動後に必要以上に食欲が湧いてしまわないように事前にセーブをかけておくことができます。
食べたい欲求は必ずくる
昼食時、思ったよりも空腹を感じなければ作戦成功。摂取量を抑えて夕食分に回してもいいですし、全体的にやや抑え気味にしてダイエットを加速するのもアリ。昼にやっぱりおなかが空いたと感じたのなら、カラダの声に従って食べたうえで、夕食はブロッコリーやアスパラガス、パプリカなど噛みごたえのある野菜やホウレンソウ、小松菜などの葉野菜を多めにすることで全体のカロリーを抑えて調整します。
マクロ栄養素の話を中心に展開しているので、ビタミンやミネラルの話がなかなか出てきませんが、ミクロ栄養素もカラダを健康に保つために大切な役割を果たしています。フィットネスアスリートのなかには肉と米とマルチビタミンでOKとしている人もいますが、僕は食材からも摂りたいと考えるタイプです。
満足感を得て、極度な空腹を避けるために、野菜を積極的に食べることをおすすめします。栄養素が摂れてカロリーオーバーの心配が少ないって、すごくありがたい存在ですからね。ただ、根菜類は炭水化物が多く含まれているものが多いので野菜だからといってたくさん食べてしまうと炭水化物を摂り過ぎてしまうので気をつけましょう。
デスクワークが続く日には、エネルギー量はさほど必要ありません。でも、集中力には糖質(カーボ)が必要。とあれば、朝食と昼食はタンパク質と炭水化物を確保して脂質は自然に摂取するのみとして、夕食はおなかの空き具合を見てバランスをとります。
でも、どんなに工夫をしても、メンタルには波がありますからどうしても何か食べたい! 間食したい! スナックが食べたい!となるタイミングはきます。そんなとき、僕はポップコーンを自作します。材料はトウモロコシと塩なので、コントロール下におきやすいからです。量も調整できますしね。抑えきれない空腹感はクリエイティブチャンスとして、いろいろ料理を作ってみるのも楽しいですよ。
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