正月太り解消!肉体改造のプロが語るリカバリ術 カロリー調整が一番とっつきやすく失敗しにくい
一日のうち、一食が整わなくてもカラダは確実に変わります。一食どころか一日通してうまくいかなかったとしても、大丈夫。大体、1週間単位で摂取と消費のカロリーバランスをとっていけばいいからです。
多くの人がイメージするダイエットは、体重が右肩下がりの一直線で下がっていくもののようですが、実際は心電図のように波形に減っていくものです。だから、一食や一日の取り組みの成果で一喜一憂する必要はありません。
でも、そうは言ってもカラダづくりは日々の積み重ねの結果です。うまくいかない日を続けていけば、うまくいかない仕上がりになります。
一食ごとに全力を尽くす意識は保ちながらも、達成率が70%ならば、その70%をしっかり受け入れること。何をどうしたら残りの30%をクリアできたのか、考えながら次のステージ(食事)に向かうこと。
このあたりを心がけて取り組んでいくと、心の擦り減りがなくなって続けやすくなります。つまり、カラダづくりという名のゲームを俄然クリアしやすくなるのです。
空腹はクリエイティブチャンス
空腹はダイエットの敵と考えられています。が、それは一種の擦り込みかもしれません。ねじれた思考は手放して、新たな認識に変えていきましょう。
おなかが空くのは、人間として当たり前の現象。しかしながら「敵」と認識すると、空腹になることを必要以上に恐れて、実際に空腹になる前に空腹感を察知して何かを口に入れておきたい衝動にかられます。
飽食の時代と言われる現代社会、飢餓状態に陥ることのほうが難しいですよね。どんなにおなかが空いても、どうにかなるのが実際です。なので敵と恐れずに、むしろ味方として空腹状態こそ通常の状態へともっていけたらベストです。
空腹を恐れる傾向にある人は、まずは本当におなかが空くまで食べない習慣を取り戻しましょう。本当の空腹と空腹感は別ものです。両者を混同しないことが重要です。空腹感を覚えたら、溜め込んだ体脂肪が今こそエネルギーとして使われているんだ!とイメージしてみてください。
「おなかが空くまで食べない」を実践するには、食事のタイミングを時間で決めずに、カラダの状態で決めるのがいいと思います。ただし、極度の空腹状態に至らないことが大切です。おなかが空きすぎるとコントロールが不能になり爆食してしまう危険性が高まるからです。
ただ、仕事や学校のスケジュールに合わせて決められた時間に食べないといけない人も多いと思います。その場合、休憩時間にリミットがあると焦りも加わって、栄養素よりも早く食べられるものに意識が向きがちです。
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