正月太り解消!肉体改造のプロが語るリカバリ術 カロリー調整が一番とっつきやすく失敗しにくい

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また、カロリーを調整したことで全体の食事量が減った場合に、空腹感を抑えるのにも水は有効です。空腹感は、水分不足による渇きから起こることもあると言われています。何かを口にするより先に、水を飲む。習慣化できると、いろいろな方面からカラダは変わっていくでしょう。

(出所:『食事は人生を変える 自分史上最高のカラダになるためのフードハック術』)
(出所:『食事は人生を変える 自分史上最高のカラダになるためのフードハック術』)

食べ過ぎたときの、効果的なリカバリー方法は?

水を飲む習慣化ついた人に、次に考えていただきたいのは、カロリーとの付き合い方です。

カロリーを考えて食事を選んでいけば、食べ過ぎは起こりません。それが大前提ですが、お正月など、人付き合いで避けられない食事が続くこともありますよね。

そういうときの対処法としては、次の食事量をセーブするのが一番手っ取り早いです。

実際、食べ過ぎると消化に時間がかかるので、いつもより空腹を感じにくくなるはず。食事の時間だから、満遍なく栄養を摂らないと、と張り切らなくてOK。おなかが空いていないときは、無理に食べようとしなくていいのです。何も食べずに水を飲むのもいいと思いますし、ちょっと小腹が減ったなと思ったらサラダなどの野菜や無脂肪ヨーグルトを食べるくらいで抑えられればいいと思います。

強い空腹を無理に我慢すると、その次の食事で食べたい欲が爆発して、また食べ過ぎを誘発するので、小腹が減ったな……と感じたときに少し何かおなかに入れておくのも目標達成に向けたひとつのテクニックです。

一般的なダイエットからもう少し踏み込んでボディメイクがしたいと思っているならば、運動を取り入れることをお勧めします。

例えば、一日当たりの摂取カロリーを2500㎉に設定していたとします。朝と昼とで2000㎉を摂取したと仮定すると、夜に残されているのは500㎉です。でも、久しぶりに会う友人との食事会が予定されているとき、このままでは設定を大幅にオーバーしてしまいます。

友人との約束をキャンセルする? それは悲しすぎますよね。じゃあ、どうするか。できる限りカラダを動かして、消費カロリーを稼ぐのです。エレベーターやエスカレーターではなく階段を利用したり、なるべく徒歩移動をしたり。すぐに実践できることが大切です。ちょっとしたことを積み重ねていくことを意識して、行動に移すこと。カラダづくりは知識を行動に移して初めてゴールに近づきます。

もし、ジムなどに行く時間が作れるのならば、きっちりトレーニングを頑張って、食べ過ぎの事実をチートミールに変えるというのもひとつの手。食べることは生きることです。だから、チートミールをセットすると生きる楽しみを手に入れることにつながります。それは新たな食習慣を身につけていく段階において、とてもいいメンタルの休憩にもなるし、カラダが変わるスピードもアップします。

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