正月三が日「最も攻めている」テレビ局はどこか 番組表に透けて見える民放各局の戦略と社風
日ごろ私が取材している限り、これらは正月三が日に限ったものではなく、1年を通じた戦略や社風のようにも見えます。制作費や制作体制などの問題で、オリジナリティのある番組を手がけることが難しくなっている中、いかに企画力で勝負していけるか。民放各局が“開発枠”と言われる放送枠でさまざまな企画を試していますが、なかなかここにあげた番組に代わるものは見つからないようです。
ネット普及で見直される正月らしさ
どのテレビ局も「レギュラー番組や不定期特番の人気をできるだけ保ちながら、社会の変化に合わせた新たなマネタイズを考えていきたい」という点では同じ。だからこそ今後のカギを握っているのは、目先の結果だけでなく、近い未来に向けたトライアルがどれだけできるか。「次の改変期である春には、さまざまな動きが見られそう」と聞いているだけに楽しみです。
最後に、正月三が日のゴールデン・プライム帯以外で放送される、その他の注目特番をあげていきましょう。
オンデマンドが発達し、いつでも好きなものを見られるようになった結果、昨年の今ごろに「むしろ正月を感じさせられるものを見たい」という声が散見されました。その点、テレビには打ってつけの特番がまだまだあるだけに、ザッピングしながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
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