「今日1日」に集中するだけで幸福になれるワケ 「マルチタスク」だと生産性が40%低下する?
結局、死を迎えるまで、私たちにできることは、今日1日をどう生きるかだけ。
そして1日の積み重ねが、人生そのものです。
ですから、充実した24時間を過ごし、結果を出す人と、時間をムダにする人では大きく人生に差がついてしまうのです。
多すぎるタスクと情報が「集中力」を奪う
おそらくみなさんの中には、日々「やるべきことに集中できていない」「24時間があっという間に過ぎていき、何一つやるべきことを達成できていない」といった思いを抱えている人がたくさんいるはずです。それはなぜか。
現代社会には、私たちがやるべきことに集中するのを妨げるものがあまりにもたくさん存在しているからです。
人生を安全に、効率よく進めたいと思うほど情報を求め、SNSやニュースに没頭してしまい、そしてやるべきことに集中できなくなります。
また、人は不安を感じるとやるべきことが手につかなくなります。
友達のメール、LINE、連絡でスマホが鳴るたびに作業を中断してしまうでしょう。
人間関係で起きた問題やストレスもあなたから集中力を奪います。
会社での人間関係で疲労してしまえば、自分のことに集中できないのは当然です。
多すぎるタスクも問題です。
マルチタスクは、生産性が40%低下し仕事を終えるまでの時間を50%増やします。
ネガティブなニュースは、あなたから正常な判断を奪い、85%の人が簡単にフェイクニュースにだまされるという研究結果もあります。
暴言を吐く人がいると、クリエーティブに働くことはできません。
数え上げたらきりがありませんが、私たちから時間を奪い、ビジネスや人生にネガティブな影響をもたらすものは限りなく存在します。
では、24時間をどう使うことが、ビジネスの成功や充実した人生につながるのか。
どうすれば、今日を自分のために使ったことになるのか。
24時間を最も有効に使う方法は世界中の叡智により明らかになっています。
答えは、「今、目の前のことにただ集中すること」。
未来のためでもなく、生産性や効率化を求めるためでもなく、ただ、目の前のことに集中する。
さまざまな研究や実験によって証明されたこの答え。
肝心なのは、ではどうすれば24時間に集中できるのかです。
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