他人の人生を羨む30代男性の間違った"思考回路" 人生の道筋も、目的地も決めるのは自分次第だ

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景気が悪いとか政治家が悪いなど、自分の人生の現状を他人や環境のせいにしていては、いつまで経っても成長なんかできません。

また、他人のSNSという見ず知らずのヒトの生活の一部、それもいちばん輝いている(ように見える)瞬間のみを切り取った場面を見て勝手に「成功者だ」と考えてしまっているようでは、短絡的すぎるように思われます。

仮に本当の成功者(とKMさんが思われる)ヒトに会ったとして、その方の表面的な「今」だけを見るのであれば、いつまで経っても成功できないヒトだと思います。

何故ならば、それは成功の背景ではなく、表面しか見ていないからです。そして「自分と同じ生活や状況からの延長線上に成功があるハズ」だと思ってしまうからです。

そのようなケースでは、自分を変えるということに何もつながりません。

表面だけ見ていても何も変わらない

自分を変えたいのであれば「成功の背景にある思考や行動」を理解し、自分の至らない部分や自分にとっての学びにつなげる必要があるのです。

表面だけ見ていては「良いな~」で終わってしまい何も残りませんし、何も変わりませんが、キチンと本質を理解し学ぶことで、自分自身の変革や行動につながるハズです。

そのように輝いている(とKMさんが思う)ヒトたちはきっと自分なりの信条や志があり、行動の結果として今があるのだということが見えてくると思います。周りや環境を批判することで人生が好転するわけではないということにも気が付くと思います。

人生におけるすべてのことに言えますが、「幸せになりたい」とか、「面白い事をしたい」と考えているだけでは幸せにもなりませんし、面白いことなんて起きないのです。

待っていれば誰かが幸せな人生をプレゼントしてくれるわけではありませんし、面白いことが勝手に降ってくるわけではないのです。幸せになるためには行動が必要ですし、面白いことをするにも行動が必要なのです。

そして行動を起こすためには、自分にとっての「幸せ」をキチンと理解し、自分にとって何が面白い状態なのかを、ちゃんと理解していることが大切なのです。

それがないまま、幸せになりたい、と思っても何も行動しようがありません。

目的地もなく闇雲に走っても、いつまで経ってもどこにもたどり着けないのと同じです。

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