「老化」物覚えが悪いよりも深刻な"無口"の弊害 50代から始める脳を鍛える「具体的な習慣」
「アレ」「ソレ」「コレ」増えていませんか?
普段何気なく使っている「アレ」「ソレ」「コレ」の指示代名詞。これらが会話のなかに多くなってきたら、「脳のサビつき」「老化」の加速度が増している証拠。
どうしても人の名前、モノの名前が思い出せない。そんなときに“便利”なのが、「アレ」「ソレ」「コレ」といった指示代名詞。家族との家のなかの会話では、「アレ、どこやったんだ?」「ああ、アレならアソコに置いてあったわよ」─―で事足りてしまいます。
歳をとればとるほど「アレの名前が思い出せない」……と、指示代名詞頻発の会話になるのは致し方ないといえば致し方ありません。しかしこれをただ放っておくのは問題です。
第一に、単語が出てこず指示代名詞に頼るのを「よし」として、「思い出そう」という努力を怠ることは、すなわち「思い出す=脳のアウトプット機能」を使わなくなることです。脳の機能というものは、使わなければサビていく一方です─―特に中高年以降は。


















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