「現時点では状況を整理しているところ。コメントは出せない」。グローバルアジアでは今回の粉飾決算疑惑について、「関係当局の調査に協力し、事実関係が明らかになりしだい、速やかにご報告申し上げます」などと記した短いリリースを発表した以外、詳細なコメントは出せないとのスタンスを保っている。
過去には反社会的勢力との関わりも浮上?
ただ、今回の強制調査は、そもそもグローバルアジアの現経営陣が、旧経営陣時代の不適切な支出などを調べるために設置した、第三者委員会の調査報告書(1月27日発表)がきっかけになった可能性も指摘されている。
グローバルアジアでは昨年6月27日開催の株主総会で体調不良や任期満了などを理由に旧経営陣が退任。新任の社長としては、旧経営陣系とみられる山本明彦氏が就任することをいったん発表しながら、3日後には中国系投資会社の上海ヒュージリーフで総経理を務める瀋培今(しん・ばいこん)氏が社長に選任されたと発表し直した。旧経営陣と、瀋氏らとの間で委任状争奪戦(プロキシーファイト)が行われるなどした結果、情報開示が混乱したもようだ。上海ヒュージリーフは13年12月、当時プリンシバル・コーポレーションと名乗っていたグローバルアジアの株を8.53%取得し、筆頭株主に躍り出ていた。
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