勝間和代は、どこに向かっているのか? 麻雀プロ試験に合格、ゴルフ本も出版

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当時、中井さんは個人レッスンをされていなくて、佐久間さんはちょうど再開されたばかり。というわけで、2013年3月から佐久間さんのところで週1回のレッスン、月1~2回のラウンドレッスンを受け始めました。なかなか100を切れませんでしたが、1年ぐらい続けていたら90台が出せるようになりました。

 

『ゴルフは突然うまくなる』などの著書を持ち、ゴルフ科学研究所を主宰する佐久間馨氏は、「いいショットを打つことよりも、いいスコアで回ることを考えることを考えてほしい」というのが持論。勝間氏にはぴったりくるものがあったのだろう。
勝間氏は、実際のラウンドで失敗したことをメモして、レッスンでその原因と改善策を聞き、練習し、次のラウンドで実行するという、ビジネスでもよく使われるPDCA(計画、実行、評価、改善)をゴルフで繰り返し実践した。

身体感覚を言語情報に転換するのは難しい

かつま・かずよ●1968年生まれ、経済評論家、中央大学ビジネススクール客員教授。監査と分析取締役のほか、内閣府男女共同参画会議議員など役職多数。ゴルフのベストスコアは87。2015年1月、最高位戦日本プロ麻雀協会のプロ試験に合格。近著に『人生確率論のススメ』『勝間和代の頭だけで100を切るゴルフ』(撮影:梅谷秀司)

――とにかくメモをたくさんとっていたそうですね。

2014年の夏に、角川(書店)の編集者から本にしないかと打診がありましたが、それまでずっとメモやノートを書きためていました。今回の本は、上級者からすると「何を当たり前のことを」という内容かもしれませんが、その当たり前のことができないから100を切れないたくさんの人たちがいる。身体感覚を言語情報に転換するのは難しい。私の本が架け橋となって、初心者、中級者、運動神経に自信のない人が年をとってから始める際のヒントになるといい。世に出ているゴルフ本の著者のほとんどはプロばかりですから。

――ゴルフを始めたい人、上達したい人にアドバイスするとしたら。

ちゃんとしたレッスンを受けること、気が合う人、ゴルフのうまい人たちとマメに回ることでしょうか。練習場でひとり、バンバン打つのは気晴らしにはいいかもしれないけれど、仲間と切磋琢磨しながらラウンドすることを薦めます。

あと、いいプロに習うことは大切ですが、それに頼って頭がサボるようになってはダメ。教わったことがどういう意味か、自分なりに解釈していくといい。私のゴルフは、リスクを避けることを徹底しています。先日開いた出版記念コンペで、バンカーから直接グリーンを狙うのは難しいと判断して、後ろにボールを出した場面があったのですが、一緒にプレーをした人から「本当にそうやるんだ」と驚かれました。

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