勝間和代は、どこに向かっているのか? 麻雀プロ試験に合格、ゴルフ本も出版
当時、中井さんは個人レッスンをされていなくて、佐久間さんはちょうど再開されたばかり。というわけで、2013年3月から佐久間さんのところで週1回のレッスン、月1~2回のラウンドレッスンを受け始めました。なかなか100を切れませんでしたが、1年ぐらい続けていたら90台が出せるようになりました。
身体感覚を言語情報に転換するのは難しい
――とにかくメモをたくさんとっていたそうですね。
2014年の夏に、角川(書店)の編集者から本にしないかと打診がありましたが、それまでずっとメモやノートを書きためていました。今回の本は、上級者からすると「何を当たり前のことを」という内容かもしれませんが、その当たり前のことができないから100を切れないたくさんの人たちがいる。身体感覚を言語情報に転換するのは難しい。私の本が架け橋となって、初心者、中級者、運動神経に自信のない人が年をとってから始める際のヒントになるといい。世に出ているゴルフ本の著者のほとんどはプロばかりですから。
――ゴルフを始めたい人、上達したい人にアドバイスするとしたら。
ちゃんとしたレッスンを受けること、気が合う人、ゴルフのうまい人たちとマメに回ることでしょうか。練習場でひとり、バンバン打つのは気晴らしにはいいかもしれないけれど、仲間と切磋琢磨しながらラウンドすることを薦めます。
あと、いいプロに習うことは大切ですが、それに頼って頭がサボるようになってはダメ。教わったことがどういう意味か、自分なりに解釈していくといい。私のゴルフは、リスクを避けることを徹底しています。先日開いた出版記念コンペで、バンカーから直接グリーンを狙うのは難しいと判断して、後ろにボールを出した場面があったのですが、一緒にプレーをした人から「本当にそうやるんだ」と驚かれました。
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