東芝「Chromebook 2」、使ってわかったこと

シンプルで軽快なChromeライフとは?

しかし重要なのは、普段、どのようにしてコンピュータを使っているか、だ。

たとえば文書を作成する際には、使い慣れた専用ワープロソフトを愛用しているかもしれない。表計算ソフトのマイクロソフトExcelは、ビジネスのシーンで重要なツールだし、写真やグラフィックスの編集などのクリエイティブな作業はアドビ製品の出番だ。会計や3D、映像編集など、より高度な処理には専門のソフトを使うことになり、マシンの処理性能を必要とする。こうした作業は、残念ながらChromebookでは、できない。

とはいえ、ウェブブラウザだけでできることは、急増している。

ウェブメールとしてGmailを使い、Facebookでコミュニケーションを取り、Twitterで情報発信をする。これらはウェブブラウザ経由で扱うことができるサービス群だ。

加えて、EvernoteやDropboxなどのクラウドサービス、FeedlyやPocketといったニュース収集・保存アプリから、マイクロソフトオフィス、アップルのiCloudまで、ウェブブラウザで利用できる機能をリリースしている。そのため、ブラウザだけで仕事を完結させることもできるほどだ。

グーグルは、Chromebookのコストの安さやクラウドベースでデータを管理する安全性、一括設定が可能なことから、企業や教育機関向けの導入を示唆している。しかしブラウザだけでコンピューティングを完結できる人が増えたことから、一般の家庭でも、Chromebookは十分に使用に耐える。

東芝Chromebook 2も、複数の人が1台のマシンにログインすることができる仕組みを提供しており、家族で1台を共有することもできるだろう。

日本語入力も可能

この原稿は、Chromebook 2で書いている。動作環境に日本語を追加されると、「Google日本語入力」が導入され、日本語の入力が可能になるため問題ない。

筆者の原稿を書く際のワークフローとしては、Evernoteに原稿の流れや資料を集めて構成し、テキスト編集アプリで本文を書いて仕上げる。Chromebookでもウェブ版のEvernoteとGoogleドキュメントの組み合わせで、普段のワークフローを実現することができた。

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