グーグル「クロームキャスト」の衝撃

4200円で「テレビでネット動画」を実現

世界最大のインターネット動画サイト「YouTube」(ユーチューブ)。1年に約3億5000万本もの動画を集め、約60カ国で10億人以上が視聴している。近年はスマートフォンやタブレットといった簡単に操作できるモバイル端末の普及も手伝って、大人に限らず、小さな子どもやお年寄りなど幅広い年代からも親しまれるようになってきた。

そのYouTube動画を、自宅の大画面テレビに映して楽しむにはどうしたらいいだろうか。これまでは高価な機器の購入や、複雑で面倒な設定や操作が必要な場面もあった。ただし、それも“過去の話”となりそうだ。

ワイファイでテレビに送信

米グーグルは5月27日、「クロームキャスト」(Chromecast)と呼ぶまったく新しいデバイス(機器)を、同28日から日本で発売すると発表した。スマホやタブレット、パソコンなどネットに接続できる端末と連動して、動画や音楽、映画、ゲームなどのネットコンテンツを、テレビで簡単に映し出せる。価格が税抜きで4200円という手頃な設定なのも特徴だ。グーグルプレイやアマゾンなどのネット通販のほか、ヤマダ電機グループ、ビックカメラグループなどの家電量販チェーンを通じても販売する。

クロームキャストは、手のひらに収まるくらいの大きさで、無線LANによりネットに接続するWi-Fi(ワイファイ)環境で使う。実際にはクロームキャスト自体がネットに接続して、動画や音声などのデータを受信しながら同時に再生する「ストリーミング」ができる機能を持っている。

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