新MacBookは、「選びにくい機種」だった

現時点では万人受けしない

MacBookはアップルの今後を見通すうえで中心に鎮座する製品といえる

「アップルは新しいMacBookでノートブックを再発明しました」(ティム・クックCEO)。確かに、「MacBook」は、さまざまな意欲的な取り組みをしている。ではMacBookは買いなのか。今回、そのファーストインプレッションをリポートしたい。

現在のIntelプロセッサを搭載するノート型Macのスタンダードとして、2006年に発表されたモデルと同じ名前を冠する新機種は、今後のMac、あるいはiPhoneなどの他の製品を展望するための、新たなスタンダードとなるだろう。

2006年以来の「MacBook」

発売は4月10日で、日本では1.1GHz Core Mプロセッサと256GBストレージを搭載するモデルが14万8800円、1.2GHz Core Mプロセッサと512GBストレージを搭載するモデルが18万4800円、いずれも価格は税別だ。BTOオプションで、1.3GHz CoreMプロセッサにもアップグレードできる。

MacBook。この名前はラインアップの中では懐かしい。かつて、「iBook」と名乗っていたスタンダードモデルのノートブック型Macが、Intelプロセッサの搭載とともに改名し、2006年に登場したことに遡る。その後、2011年を最後に姿を消し、ラインアップの中で最も安いノート型Macとしては、派生モデルであるMacBook Airがその役割を担ってきた。

ここに来て再び登場するMacBookには、意欲的なチャレンジが備わっている。そして、このチャレンジは、アップルの製品、あるいはコンピュータのスタンダードにも影響を与えていくことになるはずだ。

本稿では、3つのポイントに絞って、そのチャレンジをみていこう。

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