イーロン･マスクが失敗について掲げている哲学 持続可能な世界に歩みをさらに進めた時期の生声

イノベーションを期待するなら、報酬体系もそれに見合うものにしなければならない。それから、失敗を許容する必要がある。
何か新しいことに挑戦する場合は、うまくいかない可能性があるからね。失敗した人をあまり強く罰してしまうと、それ相当に反発を受けるし、イノベーションはほとんど期待できなくなる。解雇や何らかの形で罰せられる恐れがあれば、誰も思い切ったことに挑戦しようとはしない。
リスクとリターンのバランスを取り、大胆な行動を奨励する必要がある。そうでなければ、イノベーションは起こらない。
――「Offshore Northern Seas」会議 2014年8月

自分のことを恐れ知らずとは思わない。
それどころか、かなりの恐がりだと思う。
――「AutoBild.tv」番組 2014年11月6日

私は物事の真実をとても大切にしているし、物事の真実を理解しようと努めている。真実が重要だと思う。解決策を見いだそうとするとき、真実が本当に、本当に重要だ。
――「AutoBild.tv」番組 2014年11月6日

ええと、私は、期限を厳守することには問題ありです。
――オートモーティブ・ニュース世界会議 2015年1月13日

私はよい上司になろうと日頃から心がけている。常にではないが。
――オートモーティブ・ニュース世界会議 2015年1月13日

金儲けしようと思ってやっているわけではない

持続可能な交通への移行は、早ければ早いほど世界への波及効果も実際に大きくなると考えている。我々は金儲けしようと思ってやっているわけではない。
――オートモーティブ・ニュース世界会議 2015年1月13日

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会社を起こすのであれば、起業家になりたいとか、お金を稼ぎたいというよりも、次の観点からアプローチするほうがいい。
「世の中にあったらいいなと思うもののうち、有益なものは何だろう？」
――ボアオ・アジア・フォーラムでの対談 2015年3月29日

テスラには、持続可能な輸送手段と持続可能なエネルギーの普及を加速させるという目標がある。この目標に専念し続けることが何より重要だ。
テスラがやれることはほかにもたくさんあるだろうし、その中には素晴らしい社会貢献につながることも多いだろう。
だが、いろいろな社会貢献を目指してテスラの力を分散させてしまったら、1つも達成できなくなってしまうリスクがある。いま、成し遂げようとしている最優先の目標、つまりテスラの大義に専念し続けなければならない。
まずは大衆市場向けの手頃で素晴らしい電気自動車を実現することだ。
この難題をクリアしたら、ほかのことにも挑戦を始められるだろう。
でもいまは、当初の目標に専念し続ける必要がある。
――2015年テスラ年次株主総会 2015年6月9日

もし、私たちが成功しなければ、誰も同じようなことには挑戦しなくなるだろう。そういう悪い前例になってしまうんだ。だから、前進し続けるために必要なことなら、何だってやるのが大切だと思う。
――国際宇宙ステーション研究・開発会議 2015年7月7日

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