海外で実証、「寝る前読書」のリラックス睡眠効果 適切な本を選べば68%ものストレス軽減
人の心は大きく分けると、二つに分類できます。「意識」と「潜在意識(無意識)」です。
意識と潜在意識の割合は1:9です。意識は、私たちが意識できる領域の10%しかなく、潜在意識は私たちが意識できない心の領域の90%を占めます。つまり、私たちが「意識できる意識」は、全体の10%しかないのです。
ですから、10%の意識の力を使って、一生懸命に眠るように努力するのと、心のほとんどを占める90%の潜在意識を使って眠るのと、どちらが効率よく、合理的かというと、潜在意識にアプローチして眠ることです。
潜在意識がパワフルなわけ
意識と潜在意識の割合は1:9なので、圧倒的に力の差があります。つまり、意図的に潜在意識にアクセスすることができれば、そこに働きかけることでグッスリ眠ることができるのです。
そこで必要になるのが「イメージの力」です。
「イメージがどうして潜在意識にアクセスするのか?」と、疑問に思う方もいるでしょう。結論から言うと、人はイメージするとき、右脳を使ってリラックスしているからです。
トイレやお風呂に入ってボーっとしていたとき、突然、悩みの答えがひらめいたり、イメージが降りてきたりしたことはないでしょうか?古代ギリシアの賢人アルキメデスが、有名な「アルキメデスの原理」を発見したのも、お風呂に入っているときでした。
人は1日に14回程度、軽い潜在意識を使える状態に入っている(催眠状態)と言われています。それは、イメージを使って、脳派をアルファ波(リラックスしたときに出る脳波)にしているときです。
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