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明治大の1・2年生向け「就業体験」が持つ深い意図 政府方針の変更でインターンは採用試験の一部に

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  • 田宮 寛之 経済ジャーナリスト、東洋経済新報社記者・編集委員
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明治大学が学生向けに開いたオリエンテーション(写真:明治大学)

そこで、参加対象を学部1・2年生に限定し、採用選考とは関連しないプログラム「Meiji Job Trial」を新たに始めることにした。

同プログラムの特徴は事前・事後も含めて内容がきめ細かいことと規模が大きいことだ。

参加を希望する1~2年生は4月上旬から「自己分析」「文章の書き方」「業界・企業研究法」「ビジネスマナー」などの事前研修を受けることが義務づけられていて、事前研修を受けないと次のステップに進めない。

そして企業・団体によるプログラム説明会でプログラム内容を聴いた後に、WEBテストを受けて応募書類を提出する。就職キャリア支援センターがWEBテストの結果と応募書類の内容を審査してから合否を決める。決めるのは企業ではなく大学だ。学生のモチベーション、ビジネスマナー、企業理解について明治大学が責任を持つということだ。

企業・団体でのプログラムは実働3日以上かつ15時間以上と決められており、事前研修などはこの時間に含まれない。

夏季休暇終了後の9月下旬から10月上旬には就職キャリア支援センター職員が総出で参加者全員と事後面談、振り返りを行ってからMeiji Job Trialは終了となった。

初年度の参加団体・企業は185社で業種は多岐にわたる。株式会社のほかにNPO法人や社労士事務所などもあった。1社で複数のプログラムを用意したケースもあるので、プログラム総数は223。参加学生数は265人で、そのうち86人は1年生だった。1年生は入学直後の4月にMeiji Job Trialに申し込み、慣れない学生生活を送りながら事前研修などをこなして本番に臨んだことになる。

最近は1~2年生向けの就業体験プログラムを用意する大学が増えているが「明大のような大規模なケースは珍しい」(都内中堅私立大学)。

企業・団体での就業体験が学業への意欲を高める

原野桂樹さん(理工学部1年)はさまざまなことにチャレンジしようと思って入学したところ、Meiji Job Trialのことを知って迷わず応募した。自動車が好きでエンジニア志望だったので、自動車部品メーカーのミツバに申し込んだ。

ミツバ本社が群馬県桐生市にあるため、会社近くのビジネスホテルに泊まり込んで、1日8時間、5日間にわたって実験補佐や見学、データまとめなどに取り組んだ。

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【就業体験が学業への意欲を高めた】

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