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ニュートンも大損!「世界3大バブル」狂気の実態 株価が上昇している時こそ過去の事例を学ぼう

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ならば、歴史から学ぶことは決して無駄にはなりません。本記事では世界3大バブルと呼ばれている、チューリップ・バブル南海泡沫事件ミシシッピ計画、からどのようにしてバブルが醸成され、崩壊するのかを学び、その教訓を考えていきます。

世界初の投機バブル「チューリップ・バブル」

チューリップが初めてヨーロッパにもたらされたのは16世紀中頃と言われています。チューリップ・バブルとは、このトルコからもたらされたチューリップの球根が1630年代のオランダにおいて、常軌を逸した値上がりをし、そして暴落したという、記録が残っている世界で最初の投機バブルです。

チューリップは、当初は富裕層の間で富の象徴として保有されていましたが、人気が高まるについて投機的な性格を持つようになります。1636年になると常設の取引所がアムステルダムやロッテルダム等で開設されて、投機熱を加速させていきます。

やがて、チューリップの球根であれば何でも高値で取引されるようになります。

しかし、実態を伴わない価格高騰は必ず崩壊するものです。年収の10倍以上の価格をつけることもあったチューリップの球根は、突如として暴落に見舞われるようになりました。

(図1:チューリップ・バブル時の高騰と暴落/出所:Jay Henry - Own work from data of Thompson

上の図1をご覧ください。1636年の11月に急騰したチューリップ価格は翌年2月にピークを迎えて、その後は大暴落しています。(※外部配信先では図や表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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【大暴騰と大暴落のITバブル、株価下落率99.63%】

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