話が致命的にわかりにくい人は「順序」を知らない 「結論⇒理由⇒事例⇒結論」で組み立ててみよう
PREP法に当てはめて、指示を出してみましょう。
R(理由) :コストの見通しが甘い、根拠がない、この2点を会議では追及されそうだから。
E(具体例):ランニングコストと調査データも加えてみたら?
P(結論) :じゃあ、明日までに企画書の修正、頼んだよ。
ビジネスシーン以外でも活用できる
こんなふうに具体的にやることを示してもらえたら、作業を進めやすいですね。伝え方が悪かったから部下には伝わらなかったのです。どう動いたらよいか明確にわかりやすく話すようになってから、N部長の部署の営業成績はウナギ上りとなり、社内表彰をされるようになったそうです。
PREP法はビジネスシーン以外でも活用できます。ご主人から「結論は何?」と言われ、イラッとした経験はないでしょうか? 私のママ友がよくこんなことをこぼしていました。「ダンナから『結論、何?』って言われるのが一番ムカつくのよね」と。
おまかせください。日常生活版PREP法もお伝えしましょう。
【日常生活編】
いつもの例:「ねぇ、何度も言っているじゃん!靴下を丸めないでって。丸まっているところを触るのは私なんだからね!すごいイヤなわけ!」
いつも注意しているのに改善しなくて、イライラしますよね。わかります。わかります。しかし、これでは最初からケンカ腰ですので、直してほしいところよりも、怒っていることだけが伝わってしまうかもしれません。
ここは、PREP法を使って話すと冷静に伝わります。
R(理由) :丸めたままだと、一番汚れている部分が洗濯できないから。
E(具体例):ほら、あなた水虫でしょ。丸まったままだと菌が繁殖しやすいから、水虫をさらに悪化させてしまうわ。大変~!
P(結論) :はい!靴下は丸めずに、今日からちゃんと洗濯機に入れてね。
「結論は何?」と言われたときは、理路整然とPREP法で切り替えて話すのがいいでしょう。
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