話が致命的にわかりにくい人は「順序」を知らない 「結論⇒理由⇒事例⇒結論」で組み立ててみよう
料理番組は「わかりやすい」のお手本
皆さんは料理番組をご覧になったことはありますか?
私は料理番組を観るたびに、「よくできた構成だな」「伝える順番がうまい!」と感心しています。
例えば、カレーライスをつくるときの順番です。
② まず材料です。お肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもです。
③ 切った材料をお鍋に入れて炒めます。
④ お水を入れて、煮込みます。
⑤ カレー粉を入れてさらに煮込みます。
⑥ カレーライスが出来上がりました。
まず、①では、何をつくるのか全体像を示します。その上で、②~⑤はつくる順番通りに説明します。最後に、⑥で出来上がった料理を明確にします。わかりやすいですね。
料理を一度でもしたことがある方でしたら「当たり前でしょ!」と思われるかもしれませんが、いざ自分で話そうと思うと、これがなかなか難しいのです。
話す順番がぐちゃぐちゃになりやすい方は、料理に例えると、次のような順番になっていることもあります。
⑤次、カレー粉を入れて煮込むよね。
②あ、材料は、お肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもだった。
④忘れていた!カレー粉の前にお水を入れるんだ。
⑥カレーライスが出来ました!
自分ではカレーライスのつくり方を説明しているつもりなのに、つくったことのない初心者にはうまく伝わりません。話を伝える順番はとても大切なのです。


















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