「強みがない」と嘆く人が知るべき特徴の活かし方 状況に応じて弱みでも強みになることがある
第1段階として、何かを体験すると、その分「経験」リストが増えます。経験は、日々生活していれば自然に増えるものです。
【経験の例】
・仕事で小さなプロジェクトの企画を担当した
・趣味で歌のレッスンに通い始めた
・友達に誘われて話題の旅行スポットに行った
そこからが第2段階です。
まず、その「経験」にもとづいて、さらに情報収集や学習をすると、それは「知識」に進化します。
【経験→知識の例】
・プロジェクトのために「マーケティング」の本を読んで需要調査や企画のつくり方を学んだ
・歌のレッスンで「音程の取り方」を教わった
・旅行先で「その土地の歴史」について検索して調べた
あるいは、「経験」や「知識」にもとづいて、練習・訓練を重ねると、それは「スキル」へと進化します。
【経験や知識→スキルの例】
・マーケティングの知識をもとに、街頭リサーチやネットアンケートなどの需要調査を行い、「情報収集スキル」や「分析スキル」が身についた
・音程の取り方を学んでトレーニングを続けたら、以前よりも音程が取れるようになってきた
・いろいろな土地の雑学を覚えて家族や友人に話していたら、旅行のプランニングやガイドを頼まれるようになってきた
そして最終段階は、身についた「知識」や「スキル」をさらに深く追求したり、研鑽したり鍛錬することで、客観的に証明できる「実績」となります。
【知識やスキル→実績の例】
・身についた「マーケティング知識」「情報収集スキル」や「分析スキル」が今の職場で評価され、最年少でプロジェクトリーダーに昇格、年収が100万円アップした
・トレーニングで歌がうまくなっていく過程を動画にしてYouTubeに投稿し続けたら、チャンネル登録者が1万人を突破した
・旅行のプランニングスキルやガイドスキルが身についたので旅行業界に転職したら、旅行を提案したお客様から喜ばれ、支店内でお客様満足度No.1に輝いた
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