有料会員限定

国内の大学院でMBAを取得するベストな方法とは 将来、企業経営に参加したい人が準備すること

✎ 1〜 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

中高年がMBAを目指すメリットや、受験勉強のポイントは?

将来のキャリアを考えるビジネスパーソンのイラスト
MBAを取得すれば経営人材としての道が開ける (イラスト:髙栁浩太郎)

特集「「学び直し」全ガイド」の他の記事を読む

[目標達成のポイント]

・経営に必要な力の基礎に

・将来の目標を明確にする

・予備校利用も有効に

経営学を大学院で学んだスペシャリストの称号がMBA。将来の経営参画や起業を視野に、取得を検討しているビジネスパーソンもいるだろう。今回は40〜50代にとっての取得のメリット、注意点、また受験勉強のポイントなどについて解説したい。

高まる学び直しへの需要

社会人向けに国内MBA受験の講座を開いているNIKKEN MBA lab.の諏訪純一郎講師、河合塾KALSの鄭龍権講師、アガルートアカデミーの飯野一講師らから話を聞いた。

週刊東洋経済 2022年10/22号[雑誌](学び直し全ガイド)
『週刊東洋経済 2022年10/22号[雑誌](学び直し全ガイド)』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

まず受講生の傾向を聞くと、ボリュームゾーンは20代前半〜30代だが、40〜50代も少なくはなく、3割程度だという。また近年、受講生全体の人数も増加傾向にある。コロナ禍を機とする働き方や仕事観の変化などを背景に、キャリアアップや学び直しへの需要が高まっている。

中高年がMBAを取得するメリットは何か。各講師が話すのは、取得により経営上の問題解決手法を体系的に身に付けることができ、経営者に欠かせない柔軟な発想力や判断力の基礎となることである。

「人生100年時代で、定年後の起業が当たり前のように考えられる時代。また今の社会では、個性を生かし創造していく力が求められる。MBA取得で、社会に貢献するための実践力が身に付く」(飯野氏)

将来の仕事に役立つ人脈が得られるのも、国内MBAの大きなメリットだ。学べる環境も整いつつある。

次ページ人脈が得られるのも国内MBAのメリット
関連記事
トピックボードAD