鍛えられた美術鑑賞力は混沌とした時代を生き延びるカギとなる。

日本人客も多い仏ルーブル美術館。大人なら得るものが多いはず(写真:AcVincent Isore/IP3 via ZUMA Press/共同通信イメージズ)
[学問のポイント]
・感じたことを書き留める
・「推し」を早く見つける
美術は、読書やネットサーフィンなどの趣味に比べると縁遠く感じるだろう。海外旅行のときもそうだが、せっかく美術館へ行っても作品をどう見たらよいのか、何を得られるのかといった漠然とした不安があるからではないか。確かに学生なら無理もないが、人生経験を積んだ大人であればそれは杞憂である。恐れることなく美術館へ足を運んでみよう。今の自分が欲する「気づき」という名の宝物が待っている。
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