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焼肉ライク、快進撃も通って感じた「一抹の不安」 「いきなりステーキの二の舞い」がちらつく要因

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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すでに述べたように「焼肉ライク」を貫く大きなコンセプトは「ひとりで行ける焼肉屋」である。

そのため、当初の出店では郊外のファミリー層に向けたものより、どちらかといえば都心部での出店が多く、サラリーマンやOLに向けた店舗設計が目立っていた。

また、店内も徹底しておひとりさま向けのスペースが作られ、そのコンセプトが徹底されていることは明らかだ。

焼肉店では珍しい、タッチパネルでの注文形式(写真:編集部)

さらに、他テーブルの煙が気にならない無煙ロースターやタッチパネルでの注文、トレイがぴったりとはまるように設計されたテーブルなど、ひとりで徹底的に楽しめるようにした工夫は外食産業における革新的な取り組みでもあった。

テーブルはあらかじめくり抜かれており、トレイがぴったりとハマる設計となっている(写真:編集部)

しかし店舗が拡大するにつれて、郊外型店舗も徐々に存在感を増していく。

特に2019年に中華料理チェーンの幸楽苑HDとフランチャイズ契約を結び、幸楽苑の既存店舗を居抜き的に用いて郊外型店舗を作ったことが、この流れを表している。

幸楽苑HDとの共同店舗は「郊外モデル共同開発プロジェクト」とされ、2022年3月にはその11店舗目である郡山栄町店を出店した。全店舗数が91店舗であることを踏まえれば、決して少なくない数が郊外型店舗になっていることがわかるだろう。前述した「こども食堂」も、ファミリー需要が増える中で、子どもに焼肉の楽しさを知ってほしいという思いからはじめたプロジェクトである。 

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