作り置き「きのこスープ」で体調を改善する食事術 40kgの減量に成功した理由は1日3食のきのこ?
内臓脂肪とは、胃や腸などの内臓のまわりにつく脂肪です。皮下脂肪に比べてつきやすく、落としやすいのが特徴です。きのこに含まれる食物繊維は、この内臓脂肪を落とす効果が期待できます。
なかでも、きのこ特有の食物繊維の一種、キノコキトサンには、食事で摂取した脂肪を吸着し、便と一緒に排出する働きがあるといわれています。国内の研究でも、キノコキトサンによって体脂肪率が下がり、内臓脂肪の減少が認められたほか、中性脂肪や血糖値の低下が報告されています。
作り置き「きのこのスープ」のレシピ
それ以外にも、きのこにはβ-グルカンという腸内環境を整える成分が含まれています。便秘の予防・改善に役立つほか、腸内の有害物質や老廃物の排出を促し、免疫機能を活性化する働きがあります。
このように、きのこには多くの健康効果がありますが、毎日、いろんなきのこを入れて料理を作り、食べるとなるとさすがに大変。もっと簡単にできる方法はないか模索していくなかで、料理家の田村つぼみさんに相談し、考案したのが「自律神経をリセットするきのこのスープ」です。
スープのベースとなるきのこは、不足しがちな水溶性食物繊維がたっぷり摂れる「なめこ」に、しいたけ、まいたけ、しめじなど「好きなきのこ」を組み合わせます。きのこの種類によって若干、栄養素や効果が異なるので、自分の体調や好みに合わせて選ぶとよいでしょう。
みじんぎりにしたきのこと長ねぎ、すりおろしたしょうがを耐熱容器に入れ、ラップをかけて電子レンジ(600W)で4分加熱、そこにちぎったのり、塩麹、かつお粉、しょう油を加えて混ぜ合わせ、製氷皿に入れて冷凍。食べるときは冷凍したスープの素に熱湯100mlをかけ、溶かします。
手軽に手に入る食材を使って、簡単に始められ、どんな人でも続けやすい方法ですので、ぜひ毎日の生活に取り入れてみてください。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら