マクドナルド他「月見バーガー」食べ比べしてみた 月見をやらない「バーガーキング」の思惑は?

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まさに月見系バーガーの王者ともいえるマクドナルド。そこに自社の月見系バーガーで戦いを挑んできた複数のファストフード各社。モスバーガーの「月見フォカッチャ」が好評すぎて一部店舗で一次販売中止になっているようだが、この月見の戦い、どこが覇権を握るのか?

そこで今回、各社の月見系バーガーを実際に食べ、レビューしてみることにした。各評価は★の数で表し、最大5ツ星。あくまで筆者の感想でしかないが、皆さんが月見系バーガーを食べる際の参考にしていただければ幸いである。

薄切りながらも存在感が強い「ビーフパティ」

●マクドナルドの「チーズ月見」

マクドナルドのおいしさはビーフパティにある。薄切りながらも存在感は強く、どんなバンズにも合い、レタスやトマトによってビーフパティ自体の旨味エキスが運ばれる。そんなビーフパティと目玉焼きがタッグを組んだチーズ月見がハズレのはずはなく、特に黄身と酸味強めのソースの相性はバツグンで、それをビーフパティの香ばしさと旨味がフォローする。ただどうしてもビーフパティの影響で「マクドナルド味」になってしまい。やや退屈。新たなパティでの月見バーガーにも期待。

<チーズ月見の評価>
価格: 税込390円
バンズ★★★
ソース★★★
パティ★★★
卵★★★★
具★★
総評★★★★

●モスバーガーの「月見フォカッチャ」

モスバーガーの月見フォカッチャ
モスバーガーの「月見フォカッチャ」520円。月見フォカッチャ、枝豆コーンフライ、ドリンクがセットの「秋トクセット」850円も用意される(筆者撮影)

フォカッチャの表面のザラつきが香ばしさを強く楽しませてくれる。それと同時に、ソーセージとソースからは「モスバーガーのホットドッグ」独特なスパイシーさを楽しませ、まさに旨味と辛味のハイブリッド感がたまらなく甘美。とはいえ、辛口ではない。辛口じゃあないのに辛口の良さを楽しませるのは、モスバーガーの素晴らしき開発力の賜物といえよう。ただこの「月見フォカッチャ」、あまりにも人気がありすぎて供給が間に合わない状況になったため、一時的に販売を取りやめるという。しかし食材の在庫が残っている店舗では販売を続けているようだ。また、10月8日から販売再開を予定しているとのこと。

<月見フォカッチャの評価>
価格:税込 520円
バンズ★★★★★
ソース★★★★
パティ★★★
卵★★★
具★★★★
総評★★★★
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