遊べる軽商用バン、新型スペーシアベース対N-VAN スズキ新型とホンダ売れ筋、選ぶならどっち?
同じくスペーシア ベースのXFグレードでは、クルマの前後左右に設置した4つのカメラを使い、クルマを真上から見たような映像などを映し出す「全方位モニター」をオプションで選べる。主に4つの機能を持つこのモニターは、例えば、バックで駐車する際、モニターが2画面となり、後方と車両を上方から見た3D映像を映し出すことで、枠内への駐車などをサポートする。また、狭い道を低速走行中は、自動でモニターに「サイド(左側)+フロント映像」を表示。壁や対向車とのすれ違い時に死角を減らし、それらと接触しないようにサポートする。さらに駐車場の出庫時などには、自車に近づく人や物をブザーと画面表示で知らせる「左右確認サポート機能」なども採用する。+STYLE FUNにも、ナビのオプションで「リアカメラ de あんしんプラス3」という機能を選べるが、こちらは後退駐車や後退出庫、後方死角など、車両後方のサポートのみ。前方や側方の映像も出すことで、駐車時だけでなく、細い路地などでの走行もサポートする点で、スペーシア ベースが採用する全方位モニターのほうがより充実しているといえる。
それぞれの車両価格は?
スペーシア ベースの価格(税込み)は、NAエンジン車のみで139万4800円~166万7600円。対して、+STYLE FUNは、NAエンジン車が162万9100円~176万2200円。ターボ車は173万9100円~187万2200円だ。全体的にスペーシア ベースのほうが価格は安い。とくに仕事だけでなく、アウトドアなどでの遊びにも使いたいのであれば、より装備が充実したXFグレードがおすすめだ(2WD154万7700円、4WD166万7600円)。
一方、+STYLE FUNは、山や海辺のキャンプ場やアウトドアスポーツなどで、高速道路を使った長距離ドライブをするのであれば、やはりターボ車がおすすめだといえる(2WD173万9100円、4WD187万2200円)。スペーシア ベースのXFグレードと比べても、車両価格で20万円前後は高くなるが、そのぶん長距離走行では、より走りに余裕が生まれるので、疲労度やストレスは軽減されるし、意外に高速道路では燃費も悪くない。
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