だらだらスマホ触る人ほど「脳が疲れる」驚きの訳 スマホ依存かどうか調べるチェックリスト

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

参考までに、下の図は脳過労が原因になっている可能性がある診断名です。これらは客観的な異常が視覚的に示されない心身の不調が中心であるため、「精神的な問題」として片づけられることもよくあります。

『スマホ脳の処方箋』より

ですが、これらの症状は身体の各部位や精神的な問題ではなく、スマホ依存によるセロトニンの枯渇が脳過労の状態を増悪させて発生している場合が多くあるのです。

あなたはスマホ依存?

スマホ脳の処方箋
『スマホ脳の処方箋』(あさ出版)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

みなさんも次のような行為に思い当たる節はありませんか?

  • メールが届くとすぐに確認する
  • メールがあるかどうか1日に何度もチェックする
  • グループラインで回っている情報を知らないのは怖い
  • たいして役に立たないとわかっているサイトを皆が見ているといった理由で定期的に訪ねる
  • スマホが手元にないと不安に感じる

このような行為に少しでも心当たりがあるなら、スマホ依存を原因とした脳過労になっている可能性があります。スマホ依存は、生活習慣を変える必要がありますが、まずはあなたがスマホ依存であるかチェックするリストを拙書『スマホ脳の処方箋』より抜粋し下記に記載いたしました。ぜひ一度自身の状態を確認してみることをお勧めします。

『スマホ脳の処方箋』より
奥村 歩 日本認知症学会専門医・指導医 おくむらメモリークリニック理事長

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おくむら あゆみ / Ayumi Okumura

1961年生まれ。長野県出身の医学博士。岐阜大学医学部卒業、同大学大学院医学博士課程修了。 アメリカ・ノースカロライナ神経科学センターに留学後、岐阜大学付属病院脳 神経外科病棟医長併任講師、木沢記念病院勤務を経て、2008年に「おくむらメモリークリニック」を開院。設置した「もの忘れ外来」には全国から多くの人が来院し、これまでに10万人以上の脳を診断。脳神経外科医として認知 症やうつ病に関する診察も多く経験し、日本脳神経外科学会(評議員)・日本認知症学会(専門医・指導医)・日本うつ病学会他の学会で活躍している。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事