アイス好きな人にたまらない「最新売れ筋TOP13」 イエナカでは小容量も人気、消費者心理の裏側
「2021年度は期間限定の新シリーズ(パルム ジェラート、パルム ダブルチョコ)の好調が後押しとなり、前年比103%となりました。また2021年度までの累計販売本数は38億本を突破し、売り上げは初年度の9倍以上に成長しています」
広報IR部 広報グループの渡邉千恵美さんはこう話し、新しいフレーバーも紹介する。
「8月22日に『パルム 安納芋』、8月29日に『パルム キャラメルパンプキン』を限定発売しました。いずれもブランドとして初のフレーバーです。ブランドの持ち味である“はむっと食感”を楽しんでいただきつつ、季節感やトレンドを入れることを意識しています」
以前、人気スイーツ店にこんな話を聞いたことがある。「安納芋などの芋は、素材としてフルーツに次いで人気があり、秋の定番として提供します。特に女性客の支持が高いです」。
一口アイスの先駆者「ピノ」は、現在も好調
「ピノ」(森永乳業)が発売されたのは1976年で、今年で46年になる。バニラアイスをチョコでコーティングした定番の味で、一口アイスの先駆者といえる存在だ。
レギュラーサイズは当時も今も、1粒10ミリリットルのアイスが1箱に6粒入り(現在の希望小売価格は150円+税)。粒の大きさはみんなの口に最も合うサイズ、6粒は不足感もないが、「もう少し食べたいな、と思う数に設定してある」とか。
「ピノは2021年度も前年比110%超でした。好調の要因としては、高付加価値商品や各種プロモーションの施策がうまくいったと考えています。
2022年は『ピノゲー』というキャンペーンを展開しています。フタ裏にクイズやゲームなどを印刷し、ピノを食べながら楽しんでいただけるような仕掛けを作りました。
秋に向けては、セガさんをはじめとしたゲーム会社と一緒にゲーム開発を行っており、お客さまに『楽しさの増量・笑顔の連鎖』をお届けしていきます」(渡邉さん)
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