日本人が知らない「夫婦の年齢差」意外すぎる実態 30歳男性が20代女性と結婚は「当たり前」ではない

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先日、筆者が主宰する研究会でも同じ質問をしたのですが、参加者の回答は3(夫が1歳上)の挙手が最も多く、次に4(夫婦同年齢)や2(夫が2歳上)といった状況でした。結婚支援の現場感覚では「夫1歳上が多い」であり、研究会の参加者や拙書をお読みいただいた方でもこのような回答となりました。

しかし、残念ながら、正解は3(夫が1歳上)ではありません。2位にかなりの差をつけて、最も多い年齢差は「夫婦同年齢」になります(図表1)。

このデータのポイントの1つ目は、最も多いのは「夫婦同年齢」結婚である、ということだけでなく、2位の「夫が1歳上」結婚を件数で2万2871件(6万3235件-4万364件)と大きく上回り、また総件数に占める割合でも7.8ポイント(21.6%-13.8%)と圧倒的に多い、ということです。

結婚支援の現場感覚や読者の皆様の感覚と比べると、ちょっと違うかも、ではなく、かなりずれている、という結果だったのではないでしょうか。また、自信をもって「夫婦同年齢」と正解した方は、中高年世代ではなく、実際に結婚が多発している年齢ゾーンにいる比較的若い年齢(20代)の方に多いのではないかと拝察しますがいかがでしょうか。

実は多い「妻が1歳上」の夫婦

ポイントの2つ目は、3位が「妻が1歳上」である、ということです。同様の質問をある県の結婚支援担当者の方にも実施したのですが、やはり最も挙手が多かったのは「夫が1歳上」で、「妻が1歳上」の挙手は皆無、という状況でした。

夫が年上婚であることは当たり前で、夫婦同年齢や夫が2歳以上の年上であることも、ある程度は多いだろうが、妻が年上というのは多くはないだろう、といった雰囲気が挙手の状況から見受けられました。

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