スザンヌさん、息子の早期知育で試行錯誤の日々 自身も大学で学び直し、「90分集中は難しい(笑)」

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スザンヌ
日本経済大学福岡キャンパスにて(本人インスタグラムより)
子どもの将来のために早期の知育が重要だと考える親が増えている(「子どもの教育資金に関する調査2022」)。ただ早期知育には数多くの選択肢があり、選択に迷ってしまう。そこで、8歳の男の子のママであり、2021年に母校・第一薬科大学付属高校に復学して「学び直し」に取り組んできたタレントのスザンヌさんにお話を聞いた。
スザンヌさんは熊本市と東京の2拠点生活を送りながら昨年、復学した高校を無事卒業。今年4月からは日本経済大学福岡キャンパス芸創プロデュース学科ファッションビジネスコースに進学している。
「子どもと一緒に学び直したい」というスザンヌさんは、どんな学びを子どもに与えているのでしょうか。

息子の興味を掻き立ててくれた図鑑シリーズ

ーー「子どもに与えてよかった」と感じる学びに関するコンテンツは何でしょう?

スザンヌ:息子は『講談社の動く図鑑MOVE』を小さい頃から読んでいます。ずっと恐竜が好きで、博物館に行ったあと図鑑を開いて「この恐竜見たね」と復習したり、DVDを見て楽しんだりしています。シリーズの中では「宇宙」も好きですね。

ーー各社から様々な図鑑が出ていますが、このシリーズはどんなところが良かったのでしょうか?

スザンヌ:DVDが付いていて、動画を見たり写真を見たり、1冊で何度でも楽しんで読めるところがいいですね。子どもだけでなく、大人も一緒に勉強して楽しむことができます。私も息子と一緒に見ていると「こういうことだったんだ!」と沢山の発見があります。

最初は、息子が2、3歳の時にお世話になった方からプレゼントしていただいたんです。「まだ小さいのに読めるのかな?」と思ったのですが、息子が夢中になっているので「子どもの好奇心ってすごいな」と思いました。

「小さい頃から図鑑を見ていたら、こうやって恐竜や化石に詳しくなっていくんだ」と思って、本屋さんで見つけるたびに買い集めるようになりました。

ーー図鑑を見ながら、お子さんとどんなことを話していますか?

スザンヌ:小さい頃は動物に対して「かわいい」「かっこいい、強そう」というだけだったのですが、今は「この動物はこういう動物を食べて生きてるんだ」など、動物の生態系が分かるようになってきました。「私達も牛や鶏の命を食べているね」と話したりすることで、「命の大切さを学ぶきっかけになるかな」と思っています。

あと、天体望遠鏡を持って星空観察会に行く前に、この図鑑を見てから行くと感じ方が全然違うと思います。

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