マーケティングの世界では、あまりに少数の意見は、あえて数値に入れずに計算する場合があります。あまりに少数すぎるため、変数の出現率が予測できないためです。目立ちたい、そのブランドが嫌い、など意図的にそうした言動をしている人もいるかもしれません。
にもかかわらず、そうしたマイノリティの変数的な発言を信じて、一攫千金を狙い続けた投資家が失敗してしまうのは、ある意味当然のことなのです。
長期運用は個人投資家が取るべき戦略の王道
世界有数のビリオネアのウォーレン・バフェットは、10代から投資を始めていますが、資産が急激に増えたのは60歳を超えてからのことです。それまでは、地道に複利効果によって資産を伸ばしていったのです。
資産は一晩で築けるものではなく、時間と忍耐が必要だというわけです。逆を言えば、忍耐力のない人が投資に参加すると、悲惨な結果が待っています。
そういった投資家は感情的な投資判断をしがちなため、上昇相場で高値をつかまされ、下落相場で手放してしまいます。そして、痛い目に遭った後で、投資なんて二度とごめんだと懲りて退場してしまいます。そうなれば、本来ならば多くの資産を株式投資で築けたかもしれないのに、今後のすべてのチャンスを失ってしまいます。
株式投資の適性があるかどうかは、最初のうちは誰にもわかりません。であれば、時間を味方につけて投資リスクを低減させて長く続けたほうが、チャンスが広がります。
偶然投資をやってみた結果、バブルに乗ることができて億を稼ぐ資産家になった人は数多くいます。そうしたバブルに乗るためにも、長期運用は個人投資家が取るべき戦略の王道です。
結果として、値上がり益と配当益をどちらも再投資することで、株式投資で大きな資産を作る、という目的が達成されるわけです。
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