視線入力でドローンを飛ばす
今年5月、湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク・神奈川県藤沢市)で、筋ジストロフィー患者の梶山紘平さん(37)による「視線入力でドローンを飛ばす」テストフライトが、メディアとドローン関係者に公開された。
共催のテクノツール(代表取締役・島田真太郎)は身体障害のある人がパソコンやスマートフォンなどへ入力操作するときの支援機器を企画・開発・販売する会社。もう1つのシアン(代表取締役CEO・岩井隆浩)は障害者や高齢者向けのドローンによるバーチャルツアーを開発・提供する会社で、両社と梶山さん、関係者がプロジェクトに取り組む。
プロジェクトは2024年を目標に、視線入力によるドローンを用いることによって、障害のある人が地方や離島などでニーズがある物資運搬やインフラ点検などを遠隔操作できるよう、法制度改正の提案も含めて進める。テストフライトでは、初めて視線入力だけでドローンを係留飛行させ、回旋などの動きも試した。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら