Flipboardが指し示す「メディアの未来」

ウェブ版が登場し、新たなプラットホームへ

Flipboardのオフィス。朝食会という形式で、ウェブ版の発表イベントが開催された(写真:)

米国時間の2月10日、シリコンバレーに位置するパロアルト市にある本社オフィスで行われたFlipboardのイベントで、それまでスマートフォン、タブレットのアプリとして提供してきたソーシャルマガジンサービスの「ウェブ版」が発表された。

情報の発見とキュレーションによってFlipboardコミュニティはどのように変わっていくのか。今後の戦略について、同社のマイク・マッキューCEOに話を聞いた。

メディアとキュレーションで作る新しい「雑誌」

Flipboardは、iPhone・iPadやAndroidを搭載したモバイルデバイス向けにリリースされているニュースアプリだ。ニュースアプリというと、ウェブを流れるヘッドラインを、淡々とリストで紹介するだけのツールに聞こえるが、Flipboardでのニュース体験は、まったく異なる。

アプリを開くと、ホームには画面全体に広がる写真。そして下から上にスワイプすると、ぺらぺらと雑誌のページをめくるように、さまざまなメディアから流れてくる記事を流し読みすることができる。

記事にはキーワードが割り当てられており、気になるキーワードをタップすると同じ話題について深掘りして知ることができる。また、Flipboard内での「いいね」や「コメント」も用意されている。

デザインは、まるで「雑誌」のようだ。しかしニュースソースはオンラインであり、メディアを横断的に記事を集めることができるという、紙の雑誌にはできないデジタルらしさがある。

次ページ雑誌的でありながらデジタルならではの機能
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