沸騰する「#ちむどんどん反省会」批判かイジメか 真っ当な声もあるが誹謗中傷のような酷い言葉も

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「どんだけ脚本崩壊してるんだ」「脚本家と演出家は重罪」
「作劇が小学生の漫画家ごっこレベル」
「やっぱ、この脚本家、感覚おかしいって 氷魚君、仕事選びや」
「これを美談として書いてる脚本家って怖いんだけど」
「品のない脚本家は品のないストーリー展開が大好きだな」
「個人的には脚本といい演出といい、これほど雑なつくりのドラマは昨今珍しいとさえ思う」
「羽原大介ほんと何があった」

多くの人々が個人に向かって厳しい言葉をぶつけている様子がわかるのではないでしょうか。また、個人を特定できないものでも、誹謗中傷とみなされかねないツイートも多数存在します。

「今日も安定のクソドラマ」「こんなの放映して恥ずかしくないの?」
「今までの朝ドラで一番つまらない。朝から不快になるドラマ」
「中学生がやる交換小説とかリレーマンガか!?」
「こんなにも朝から気分悪くなる朝ドラを根気よく見てるの偉いと思う笑笑」
「ありえないレベルで酷いでしょ!?ドラマ見てて怒りが湧くって、普通は出てくるヤな奴に対してだよ。このドラマは、作ってる奴らに心底腹が立つ」
「脚本家が、暢子にもっともっと愛情を持って描いて、制作陣もスタッフも一生懸命育ててくれたら、離脱なんかしなくて済んだのになあ。出演者に対しても沖縄に対しても料理に対しても、愛が無いのよ。ウケ狙いも全部駄々滑り。反省会やるべきはあなたがた」

これらのツイートを見てどう感じたでしょうか。ここではごく一部をあげたのみであり、実際にはこれら以上の厳しい言葉が使われたツイートが少なくありません。「もし自分が黒島さんや羽原さんの立場だったら……」と考えたら、あなたは耐えられるでしょうか。

「反省させてやる」のごう慢さ

そもそも「#ちむどんどん反省会」の“反省”というフレーズは、「われわれが教えてやるから反省しろ」「見てやっているんだからいいだろ」という、ごう慢さが表れたもの。ツイートしている人々ではなく、俳優やスタッフに反省させるためのものです。まるで自分が正義と決めつけたような「反省させてやる」という発想がイジメの加害者そのものではないでしょうか。

次ページ一方的なあだ名で呼ぶのもイジメと似ている
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