また、 「チャレンジ精神・積極性が向上した」、「コミュニケーション力が向上した」との回答も高い比率になっています。担当した教員からは、「何のために学ぶのかの気づきになった」、「将来への意欲が高まり、学力も向上した」などの声が数多くあがっています。
気仙沼なまり節ラー油プロジェクトに参加した高校生も次のように語っています。
「私はずっと気仙沼を出たいと思っていた。今でもその思いは変わらない。だけれども、今は色々学んでそれを持ち帰りたい。それを待っている人たちがいるから。だから私は地元を出て大学に行くんです。そのために大学に行ってみたいんです」
高校生こそが地元の若者の代表
大学進学や就職で多くの若者が地元を離れることを考えると、高校生こそが地元の若者の代表です。
地元の高校生が、地域の良さを知り、自由な発想で考えてプランをつくり、行動する、周りの大人や企業がそれに巻き込まれて行動する。そのような実践的な教育活動で、地域の担い手としての若者の育成が進み、同時に、高校生との共同プロジェクト自体が地域活性化の一つのスタイルとして定着してゆくことを期待しています。
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