「お見合い」番組に希望者が殺到するワケ

地方にあふれかえる"結婚難民"の切実

日本では男性、女性ともに未婚率が上昇。リクルートの結婚情報誌『ゼクシィ』担当者に言わせれば「問題は『そもそも出会いがない』こと」にある。特に嫁不足が深刻とみられる自治体ほど、番組への出演をきっかけとして「目を向けてもらいたい」という危機感が強いようだ。

九州のある自治体は、特番が放送されるたびに「わが町は声をかけてくれればいつでも、すぐにでも開催できます!」と2年がかりのラブコールを送り続け、ついにイベントの開催に結びついた。

中には過去9回参加した女性も

TBSテレビ『ナイナイのお見合い大作戦』「新潟三条の花嫁~バレンタイン逆告白スペシャル」は2月18日(水)夜7時から放送

結婚を夢みて参加する独身者、中でも全国から集まる女性たちは真剣そのもの。番組では女性の参加者に対して、お見合いイベント開催地域までの交通費を支給していない。北海道から沖縄まで、どんなに遠い地域であっても自腹で往復してもらっている。

また番組の前には、全国数カ所でイベント説明会を開催。「本当に結婚したいのか」、「現在、結婚していないのか」を参加希望の女性全員にスタッフがひとりずつ面談し、本気度を確認している。このようなスタイルを採っていることもあり、「ひやかし」「出たがり」の参加者は排除され、「自腹を切ってでも会いに行きたい、結婚したい」という強烈な思いを持った婚活女性だけが集まるイベントになっている。中には過去9回参加した女性もいる。

婚活女性の応募数も、回を追うごとに増加。番組史上最多の応募が集まったのは、2014年8月に放送された兵庫県淡路市の回。募集開始から2週間で、女性の応募数は1569通に上った。

番組としては原則、希望した女性全員を参加させるスタンスを取っているものの、お見合いイベントは比較的小さい市町村で開かれることも多く、大勢の女性を収容できる宿泊施設がないケースがある。そんなときは「事前ビデオレター上映会」を行い、参加女性を絞り込む。男性全員に参加希望女性すべての(!)プロフィールと、10~20秒ほどの自己アピールVTRをこれまた全員ぶん見てもらう。そこで「この女性に会ってみたい」と1票でも集まった女性に参加してもらう。

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