お給料、何やらいろいろ引かれてるんですけど… 明細書をチェックして天引きの中身を知ろう
◎給与明細の見方を知ろう
新社会人として初任給をもらったときに、「思っていたより手取りが少ない……」と落胆した経験はありませんか?
社会人になって保護者の扶養から抜けて経済的に独立すると、税金や社会保険を自分で支払わなければならなくなります。会社に勤めた場合は、所得税や住民税、社会保険は給与から天引きされ、勤め先の会社が支払います。
自立するためのポイントとは?
自分が給与をいくらもらっていて、何にいくら天引きされているのかは、給与明細から知ることができます。自分の給与明細を手元に置いて、自立するために知っておくべきポイントを学んでいきましょう。
図中の①には、会社から支給されているものが書かれています。会社から毎月支払われる「基本給」が必ず記載されますが、「残業手当」(時間外手当)は、会社の就業規則に定められている場合は基本給とは区別されます。ほかにも所定の追加賃金として、通勤時の「交通費」など各種手当が支払われます。
図中の②は、これらの支給額から控除されるものです。その代表格は、「所得税」と「住民税」の2種類で、これらは収入に応じて納税義務が課される税金です。
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