ウザい「すぐ自分の話する人」黙らせる驚きの秘訣 「私も」「僕も」の会話ナルシストに要注意!

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その場をやり過ごし、「二度と会わなければいい」わけですが、なかには上司や同僚など、どうしても付き合いを続けなければならない人もいるでしょう。

その場合、ある程度は聞いて、限界に達した場合、

「ちょっと、いま片づけなければいけない仕事があるので、またあとで」

というかわし方もあります。

それよりも、もっとダイレクトに「しゃべりすぎじゃない。ちょっと黙って!」と言えたらスッキリするのかも、と思うわけですが、それをやってしまっては、相手の気分を害し、自分も嫌な気持ちになってしまう……。

最も効果的な方法は「沈黙」すること

では、相手を黙らせるのに効果的な手法はあるのでしょうか?

ノルウェーとアメリカの学者が共同で、「どのような反応をすると、相手が話すようになったり、話をやめたりするのか」の実験をしました。

「相手の言うことに同意をする」「相手の言葉を遮る」などいろいろなシチュエーションを試したところ、結果として、一番、相手を黙らせることに効果があったのは、「沈黙」だったそうです。

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「話す相手が想像以上に静かにして、反応をしなかった」ことによって、話す量が減ったという結果でした。

「『会話ナルシスト』に必要以上の反応をしてしまうと、増長し、ますます話が止まらないというループに陥ってしまう」ということのようです。

会話の基本は「相手の話」をよく聞き、「質問」をしていくこと。これで相手は気持ちよく話してくれるわけです。

良好な関係性を継続したいということであれば「しっかりと聞く」という動作は必須ですが、「無理な我慢をしてまで、聴き続けてあげる必要はない」ということなのです。

岡本 純子 コミュニケーション戦略研究家・コミュ力伝道師

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おかもと じゅんこ / Junko Okamoto

「伝説の家庭教師」と呼ばれるエグゼクティブ・スピーチコーチ&コミュニケーション・ストラテジスト。株式会社グローコム代表取締役社長。早稲田大学政経学部卒業。英ケンブリッジ大学国際関係学修士。米MIT比較メディア学元客員研究員。日本を代表する大企業や外資系のリーダー、官僚・政治家など、「トップエリートを対象としたプレゼン・スピーチ等のプライベートコーチング」に携わる。その「劇的な話し方の改善ぶり」と実績から「伝説の家庭教師」と呼ばれる。2022年、次世代リーダーのコミュ力養成を目的とした「世界最高の話し方の学校」を開校。その飛躍的な効果が話題を呼び、早くも「行列のできる学校」となっている。

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