その場をやり過ごし、「二度と会わなければいい」わけですが、なかには上司や同僚など、どうしても付き合いを続けなければならない人もいるでしょう。
その場合、ある程度は聞いて、限界に達した場合、
というかわし方もあります。
それよりも、もっとダイレクトに「しゃべりすぎじゃない。ちょっと黙って!」と言えたらスッキリするのかも、と思うわけですが、それをやってしまっては、相手の気分を害し、自分も嫌な気持ちになってしまう……。
最も効果的な方法は「沈黙」すること
では、相手を黙らせるのに効果的な手法はあるのでしょうか?
ノルウェーとアメリカの学者が共同で、「どのような反応をすると、相手が話すようになったり、話をやめたりするのか」の実験をしました。
「相手の言うことに同意をする」「相手の言葉を遮る」などいろいろなシチュエーションを試したところ、結果として、一番、相手を黙らせることに効果があったのは、「沈黙」だったそうです。
「話す相手が想像以上に静かにして、反応をしなかった」ことによって、話す量が減ったという結果でした。
「『会話ナルシスト』に必要以上の反応をしてしまうと、増長し、ますます話が止まらないというループに陥ってしまう」ということのようです。
会話の基本は「相手の話」をよく聞き、「質問」をしていくこと。これで相手は気持ちよく話してくれるわけです。
良好な関係性を継続したいということであれば「しっかりと聞く」という動作は必須ですが、「無理な我慢をしてまで、聴き続けてあげる必要はない」ということなのです。
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