親子でお風呂屋さんへ!「浴育」の絶大なメリット つかれるお風呂時間がガラッと見違える

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東京・高円寺の老舗有名銭湯「小杉湯」で行われたパパママ銭湯のポスター。パパママ銭湯では、スタッフに保育士もいるので安心して入浴できる。詳細はパパママ銭湯のTwitter

私はこれまで、国内外のいろんなお風呂屋さんに子連れで行ってきました。でも、実際に巡ってみてわかったのは、子連れで楽しめるお風呂屋さんもあればそうでないところもあり、その差がかなり激しいということ。

そもそも、たいていの銭湯は赤ちゃんからOKですが、スーパー銭湯や温泉は年齢制限やオムツが取れるまでNGというところも多いです。赤ちゃんOKな銭湯でも、ぬる湯がなくて赤ちゃんが入れるお風呂がなかったり、お店や常連さんが子連れ歓迎ムードじゃないところもあります。

なので、幼児連れで行く場合のポイントは以下の通りです。

・年齢制限はないか、ぬる湯があるかを事前にチェック

・濡れてもいいお風呂おもちゃ持参

・不安な場合は、親子銭湯イベントからデビューがベスト。ただ、親子銭湯イベントを開催するような銭湯であれば、普段から子連れ歓迎である可能性が高い。なので、もしイベント日と都合があわなくても、その銭湯からデビューはオススメ。

日々の育児の中でお風呂屋さんに行くのが難しくても、休日に親子で外風呂を楽しむのもいいものです。日本にはあらゆる形のお風呂文化があるので、常設の託児室があるスーパー銭湯もあれば、水着混浴風呂のある宿泊施設もあれば、家族風呂という小さな貸切風呂がたくさん並ぶ温泉施設(九州に多い)があったりもします。家族の好みにあったスタイルを選んでみてくださいね。

今回のつかれないヒント

ちなみに、私がよく行く東京・高円寺の「小杉湯」はスタッフに保育士さんや学童職員もいる、子連れ大歓迎銭湯。よく赤ちゃん連れにも遭遇しますが、いろんな世代の人がニコニコとその様子を見つめていたり、熱湯に入るときにお母さんの代わりにだっこしている風景も見かけます(私もたまにその見守り隊おばちゃんになります)。子連れ歓迎銭湯を見つけてそこの常連になるのは、風呂入れを楽にする最高の方法なのです。

というわけで、今回のつかれないヒントは……

風呂入れにつかれた……

お風呂屋さんを育児にうまく取り入れて、
自分の日々のつかれをとり、
親子の楽しみもつくろう。
この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。
ハラユキ イラストレーター、コミックエッセイスト

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はらゆき / Harayuki

雑誌、書籍、広告、Webなどの媒体で執筆しつつ、コミックエッセイの著書も出版。2017年から約2年間バルセロナに住んだことをきっかけに、海外取材もスタートさせる。著書に『女子が踊れば!』 (幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『オラ!スペイン旅ごはん』(イースト・プレス)、この連載を書籍化した『ほしいのはつかれない家族』(講談社)など。この連載のオンライン・コミュニティ「バル・ハラユキ」も主宰し「つかれない家族をつくる方法」を日々探求、発信中。ハラユキさんのHPはこちら

 

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