ひろゆき、仕事で「勝率を上げる」超納得の考え方 自身も「講演会の依頼は断る」その思考の背景

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何かしら得意な分野があれば、その分野だけをやっていればいいんじゃないでしょうか。やればやるだけ、知識も技術も高まっていきます。他の苦手な分野を振られても、「苦手なんです。すいません」と断ってしまってかまいません。普段から得意分野で成果を出していれば、苦手なことがあっても「あの人は○○がすごいから」と許してもらえますから。

堂々と、「自分はこれが得意です。これで評価してください」と言い切るくらいの姿勢でいいんじゃないかなと思います。

広い視野で自分を見て卑下するよりも、狭い池の中でブイブイいわせるほうが幸せだと思います

前項のように言うと、「自分には得意なことなどない」なんていうふうに悲観的に考える人がよくいますけど、誰にだって得意なことぐらいありますよ。

何も世界一のレベルを求めているわけじゃありません。

広い視野で見たら「ちょっと得意」な程度でも、環境が限定されれば「すごく得意」なこととして認められたりするものです。

たとえば、ITスキルに長けた人ばかりの職場で働いていると、自分のスキルが平凡なものに感じるかもしれません。でも、ITとは縁がない会社に転職したら、途端に、職場一のITスキルの持ち主になれる可能性があります。

これは、どんな人にでもいえる話です。

たとえば〝何百億円の資産を持つ日本のIT企業の経営者〞に対する、日本での評価は「すごい!」になるかと思います。日本人の中では大成功した稀有な人とされますが、海外ではどうでしょう。

アメリカや中国には、そのレベルの成功者は数多くいます。つまり、日本限定のエリート経営者は〝わずか1億人ちょっとの中でのエリート〞に過ぎないわけです。狭い日本で成功していても、世界的に見れば大勢の中のひとり。それほど大きな顔ができる状況ではありません。

次ページたいていの場合、そういう人って
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