ってことで、これは自慢でもイヤミでも何でもなくて、真面目な話、このワラワラと集まってきてしまった者たちの処理をどうしたものかと頭を悩ませるという前代未聞の事態に陥っているのです。
いやほんと、改めて、これこそ「人生何が起きるかわからない」ってやつである。心底びっくりだ。
「買わない生活」における「お金の使い方」
なので、こんな珍奇な悩みを持っている人は世間にはほぼいないはずなのでどう考えても誰の参考にもならないとは思うわけですが、せっかくの機会なのでここであえて、そのような浮世離れした状況に置かれてしまった私が今も格闘を続けている「お金の使い方」についてご紹介したいと思う。
というのはですね、これを読んでいただくと、少なくとも「お金」ってものに対しての考え方がちょっと自由になるんじゃないかと思うのです。何しろ世のほとんどの人は、お金はあればあるほどよし、とにかく稼いで増やすが勝ちとしか思っていない。私もずっとそうだった。
しかし今にして思えば、その単純思考、ガチガチの固定観念こそが人生を実に不自由なものにしていたのである。お金ってもうまったく、そんな万能なもんじゃありません。案外不器用で「得意・不得意」がある。取り扱い方次第で、人を幸せにもすれば不幸にもする、つまりは取扱注意なヤツなのである。
なので、この前代未聞の状況に追い込まれた私の試行錯誤の過程を知っていただくことで、お金ってものをクールに相対的に見るきっかけにしていただければ、思いがけず「苦労」した身としては大変嬉しく思うのである。
だって結局のところ、お金の心配がどこまでいっても尽きないのはお金を唯一絶対の存在だと思っているからで、それしかないと思っているから「足りない」という恐怖から逃れられないわけで、そこから抜け出してもっとお金を相対的に見ることができたらなら、それだけで将来が随分軽やかに自由に感じられるのではないでしょうか。
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